出版社内容情報
多国籍企業が本国で培い競争力の源泉となった知識を,海外でも活用するための知識ネットワークとは。トヨタ生産システムと,日本ではあまり知られていない現代自動車の生産システムを対比的に分析し,グローバル競争に直面する企業の組織・戦略に示唆を与える。
序章本書の問題意識
第1章多国籍企業の知識ネットワークの分析視点
第2章生産システムの形成とその移転可能性
第3章本国内の知識ネットワーク
第4章本国知識の海外移転方式
第5章グローバル知識ネットワークの形成と拡大
第6章グローバル知識ネットワークに関する考察
終章結論
内容説明
生産システムのグローバルな移転・活用が欠かせない自動車産業において、日韓2社による対照的な知識移転方法はいかに確立されたか。
目次
序章 本書の問題意識
第1章 多国籍企業の知識ネットワークの分析視点
第2章 生産システムの形成とその移転可能性
第3章 本国内の知識ネットワーク
第4章 本国知識の海外移転方式
第5章 グローバル知識ネットワークの形成と拡大
第6章 グローバル知識ネットワークに関する考察
終章 結論
著者等紹介
徐寧教[ソヨンキョ]
神奈川大学経営学部准教授、博士(経済学)(東京大学)。大韓民国生まれ。2005年、日本政府(文部科学省)奨学金留学生として来日。2010年、東京大学経済学部経営学科卒業、2011年、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、2014年、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学大学院経済学研究科ものづくり経営研究センター特任研究員、東洋大学経営学部助教を経て、2020年より現職。専攻:国際経営、生産管理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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