出版社内容情報
1990年代以降,日本の流通・商業政策は大きく変化してきた。こうした変化は,地域商業/社会に何をもたらしたのか。地域商業・商店街と地域コミュニティとの関係にも目を向けながら,この転換期の商業まちづくり政策を総点検し,
内容説明
1980年代以降に起こった流通・商業政策の大きな転換は、地域商業/社会に何をもたらしたのかを検証し、今後の方向性を展望する。東日本大震災後、あらためて問われる、地域商業・商店街と地域コミュニティとの関係にも注目。
目次
第1章 商業まちづくり政策論の課題と方法
第2章 「まちづくり3法」以前の商業まちづくり政策の展開―1970年代から1990年代中盤まで
第3章 「まちづくり3法」による商業まちづくり政策の転換―新しい政策理念と政策枠組みの模索
第4章 タウンマネジメント機関(TMO)の組織と機能―まちづくりの阻害要因に関連して
第5章 商業まちづくり政策の転換をめぐる政策過程と政策理念―政策の窓モデルの視点
第6章 地域商業・商店街の魅力再構築の方向―市場・政策・社会の3つの調整機構の視点
第7章 商業まちづくり政策における政策評価―政策目標の設定と政策効果の測定・評価の方法
第8章 商業まちづくり施策の評価に関する実証的検討―青森県における1990年代以降の政策実施過程
第9章 商業まちづくり政策の展望
著者等紹介
渡辺達朗[ワタナベタツロウ]
1959年神奈川県に生まれる。1983年横浜国立大学経済学部卒業。1985年横浜国立大学大学院経済学研究科修士課程修了。流通経済研究所研究員、新潟大学専任講師、同助教授、流通経済大学助教授を経て、専修大学大学院商学研究科・商学部教授、中国・首都経済貿易大学工商管理学院客員教授(2014年3月~)。専門、流通論、流通政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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