感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yu01
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日本が競争力のあるプロセス（いわゆる装置）産業を探った本。アーキテクチャ論と製品開発論を用いて、今まで経済学では説明できなかった鉄鋼業の¢微細な産業内貿易£や、機能性化学のマネジメントを説明している。プロセス産業の経営学的分析はほとんどされてこなかったので、結構価値のある本だと思う。ただし、論文集なので章によっては厳密にフレームワークを使っていなかったり、微妙に解釈が違ったりする。「工程アーキテクチャ」という概念自体も荒く、更に実証が必要だと思う。2010/07/10
