内容説明
日本や欧米先進諸国の資本主義的混合経済では、市場機構を中心に、その機能の欠陥を補正する経済政策がとられる。国民の経済厚生に大きな影響を持つ公共料金政策について、理論・実証の両面から分析し、そのあり方を論じる。
目次
公共料金とは何か
第1編 理論編(競争政策の役割と規制改革の意義;公共料金の水準と体系;オープン・アクセスと競争促進型規制改革;競争政策と規制改革および経済厚生;英国の産業組織と競争政策)
第2編 実証編(電力の産業組織と公共政策;ガス事業の産業組織と公共政策;水道の産業組織と公共政策;通信の産業組織と公共政策;交通の産業組織と公共政策;郵政事業の民営化;公企業の現状と課題)
公共料金政策のあり方―要約と展望
著者等紹介
桑原秀史[クワハラヒデチカ]
関西学院大学経済学部教授、神戸大学博士(商学)。1977年に関西学院大学経済学部卒業後、同大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。関西学院大学経済学部助教授を経て、1995年より関西学院大学経済学部教授。1996年から97年までオックスフォード大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- にじのはなさかせよう!