内容説明
代表的な百貨店を取り上げ、経営者の行動と組織に着目して、いかに管理体制を構築し、顧客開拓や新商品開発を実現したのかを考察し、その生成・発展プロセスを解明する。一次資料を丹念に追いながら、現代の課題に引きつけ、百貨店という新たな業態の誕生に迫る。
目次
序章 百貨店研究の現代的意義
第1章 日本における百貨店化の端緒と博覧会
第2章 百貨店化の決断
第3章 百貨店における顧客の開拓と流行の創造
第4章 百貨店による商品開発
第5章 高島屋装飾部の役割と部門別管理
第6章 部門別管理の発展過程
終章 百貨店における部門の編成
著者等紹介
藤岡里圭[フジオカリカ]
1993年関西大学商学部卒業。2000年大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程単位修得退学。博士(商学)(大阪市立大学、2003年)。長崎県立大学経済学部専任講師。2003年長崎県立大学経済学部助教授。2004年~大阪経済大学経営学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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