出版社内容情報
途上国政府の立場で経済開発にとって最も基本的な問題を解説。各国の経済発展の程度に応じてベストな政策を選択することの重要性を指摘する。
内容説明
戦後半世紀にわたって経済発展を目指した途上国が経験してきた主要問題とは何か、それはなぜ発生したのか、同じ過ちを繰り返さないようにするにはどうすればよいのか。という3つの疑問に答える。
目次
貧困と経済開発
農業社会の経済分析(リスクとインセンティブ;農村金融と相互扶助)
市場形成と工業化
農業と工業―その変容と相互作用
債務危機と効率性
金融の自由化・国際化と通貨危機
経済・社会の安定と成長・発展
政府の役割
著者等紹介
高木保興[タカギヤスオキ]
1945年大連(中国)に生まれる。1968年大阪大学経済学部卒業。1975年ヴァンダビルト大学大学院博士課程修了。現在、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授、Ph.D.
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