内容説明
経済学はきわめて挑戦的な学問である。新しい問題が次々に現れる。しかしそれらの問題に取り組むには、既存の理論の再検討、そして経済学の古典の再読から出発するのが近道であると思われる。本書はミクロ的分野、マクロ的分野そして国際貿易の3分野にわたる基本的理論書であり、経済学の基礎知識がなくても読者は自分の関心に応じてどの分野からも読み進めることができるようになっている。
目次
第1部 競争と市場(消費者の行動;生産者の行動;市場と資源の配分 ほか)
第2部 集計的市場(マクロ経済分析;均衡国内総生産量の決定;貨幣 ほか)
第3部 国際貿易(自由貿易と保護主義;為替レートと国際収支)