出版社内容情報
財閥史研究、明治期ホワイトカラーの形成、近代日本百貨店史研究、京都の革新的企業家出現の諸条件など、企業経営史に関する論稿12篇を収録。
目次
第1部 近代日本の企業者(日本における企業経営者の供給源―連続と非連続;財閥経営者の準拠集団とマージナリティ―伊庭貞剛と「帰正館ファミリー」を中心として;明治前期における益田孝の人的ネットワーク―三井物産の総合商社化との関係で;明治期神戸市の企業家層 ほか)
第2部 近代日本の経営組織(近江商人の近代化;京都商人杉浦大黒屋の雇用と昇進―江戸後期~明治初期;明治期における職員層の形成;財閥史研究二、三の課題 ほか)