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出版社内容情報
山本 敬三[ヤマモト ケイゾウ]
監修
栗田 昌裕[クリタ マサヒロ]
著・文・その他
坂口 甲[サカグチ コウ]
著・文・その他
下村 信江[シモムラ トシエ]
著・文・その他
吉永 一行[キチナガ カズユキ]
著・文・その他
内容説明
民法の条文を数えてみよう。1000条を超えている。枝番号まで用意されている―。本書は、この条文の海を迷わず航海するための海図です。いまどこを学んでいるのかを知り、ときには深く潜って楽しみながら民法の海を超えていく。それを叶えることが、ストゥディア民法全7巻の使命です。
目次
債権の意義・債権総論の意義
債権の目的
債務不履行総論―債務不履行1
履行請求権・履行の強制―債務不履行2
債務不履行による損害賠償の要件―債務不履行3
債務不履行の効果としての損害賠償―債務不履行4
債権者代位権―責任財産の保全1
詐害行為取消権―責任財産の保全2
多数当事者の債権および債務
保証
債権譲渡の要件―債権譲渡・債務引受1
債権譲渡の効果・債権の譲渡性・債務引受―債権譲渡・債務引受2
弁済―債権の消滅1
弁済以外の債権消滅原因―債権の消滅2
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
5
ストゥディア民法シリーズの債権総論分野の本。債権総論分野となると、理論的にも抽象的かつ複雑な項目が多く、多くの基本書は分厚いものになっており、初学者には手を出しづらい分野になっている。ところが、本書は、そのような重厚な債権総論の分野について、重要なポイントに絞り、かつ、その行間を残さない形で説明がなされていて非常にわかりやすい。特に、個人的には、債務不履行の損害論と弁済の部分が項目分けの切り口含めてわかりやすいように感じた。複雑な部分は他の書籍でと書かれているので、本書で完結する本ではない。良い本。2023/01/17
tieckP(ティークP)
2
入門シリーズ「ストゥディア」の一冊。二色刷とフォーマットの美しさ、「ケース」や「コラム」で隙間を作るページ配分が光り、有斐閣もお洒落で読みやすい本を作れるんだ、と感心する。とりわけ類書ではひとつのケースを引っ張り過ぎて読み返しが必要なところ、細かくケース分けした点は評価できる。文章も下村氏がやや単調な以外は入門的文体を保てている。内容は、民法全体の一巻本を読んだあと向けで、上級の範囲はいずれ学んで欲しいと放棄している。本の帯に「ぜんぶ、ちゃんと、書いてある」とあるのは誇大広告だが、初級本としては良いでき。2019/09/02
本命@ふまにたす
1
有斐閣ストゥディアの民法シリーズの一冊。図版やケースを活用しつつ、基本的な用語から解説しており、内容は薄くないが安心して読める。シリーズ他の巻も機会があったら手に取ってみたい。2022/03/31
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