出版社内容情報
交通渋滞や通勤ラッシュの混雑など生活に身近な交通を，経済学の基本的なツールを使ってわかりやすく解説する入門テキスト。
内容説明
交通渋滞や通勤ラッシュなど生活に身近な交通に関する問題を、経済学のツールを使ってわかりやすく解き明かす入門テキスト。新幹線開通の経済効果や過疎地域における公共交通の維持など、社会インフラとして重要な役割を果たす交通の望ましい姿を考える。
目次
第１部 交通経済の基礎（交通とは何か？；交通サービスの特徴と交通需要；交通の供給と費用）
第２部 交通インフラ（交通インフラの特徴；交通インフラの評価と費用便益分析；交通インフラの財源と運営）
第３部 交通サービス（交通サービスの規制と競争政策；交通サービスの運賃規制；交通サービスの料金体系；交通サービスの課税と補助）
第４部 交通経済の展開（規制緩和と残された課題；人口減少・高齢化社会における地域交通のあり方；物流（ロジスティックス））
著者等紹介
田邉勝巳［タナベカツミ］
慶應義塾大学商学部教授。１９９５年、慶應義塾大学商学部卒業、９９年、慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了、２００３年、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程学位取得退学、０６年、博士（商学）号取得。株式会社大和総研、財団法人運輸政策研究所研究員、千葉経済大学経済学部専任講師、慶應義塾大学商学部専任講師・准教授、コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所客員研究員を経て、現職。専攻は交通経済学、公益事業論、産業組織論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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えむ
1
交通経済学のオーソドックスな教科書。ミクロ経済学の基礎を既習の学生を主要な読者として想定しているようだが、説明が丁寧なので予備知識なしでも読めそうな印象。また、かなり具体例を用いた説明が多いので、そういった意味でも親切な1冊。2019/01/28
