内容説明
独禁法の執行手続の最大の特徴とされていた公正取引委員会の審判制度を廃止する平成25年大改正に対応。あわせて、数多くの審決・判決事例から重要なものを精選して、それらの位置付けを行い、各種ガイドラインの改定にも応接した。裁判例・審決例・主要ガイドラインなどを網羅し、独占禁止法の客観的かつオーソドックスな理解・解釈を提示する、バランスのとれた概説書。
目次
第1章 独占禁止法の歴史
第2章 独占禁止法の仕組みと基本概念
第3章 独占および集中の規制
第4章 共同行為の規制
第5章 不公正な取引方法の規制
第6章 執行・実現
第7章 適用除外
著者等紹介
根岸哲[ネギシアキラ]
1943年生れ。神戸大学法学部卒業。現在、神戸大学名誉教授、甲南大学法科大学院教授
舟田正之[フナダマサユキ]
1947年生れ。東京大学法学部卒業。現在、立教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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