内容説明
雇止め法理の法定化や無期労働契約への転換など、日本の有期雇用法制は大きな変化を遂げました。有期雇用法制をどう構築するかは、翻って正規雇用制度をどう変革するかという問題でもあります。本書では、有期労働契約を規律する労働基準法・労働契約法の条文を中心に、その社会的背景も踏まえながら、関係法規をわかりやすく解説します。
目次
第1章 有期雇用法制の全体像(有期雇用法制―民法・労働基準法・労働契約法にまたがる規制の全体像;2012年労働契約法改正による有期労働契約規制;有期雇用法制の課題)
第2章 有期雇用法制の個別条文解説(労働基準法14条(契約期間等)
労働契約法17条(契約期間中の解雇等)
労働契約法18条(有期労働契約の期間の定めのない労働契約への転換)
労働契約法19条(有期労働契約の更新等)
労働契約法20条(期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止))
第3章 鼎談2012年労働契約法改正―有期労働規制をめぐって(2012年労働契約法改正までの経緯;無期労働契約への転換;雇止め法理の立法化;不合理な労働条件の禁止)
著者等紹介
荒木尚志[アラキタカシ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授・法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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