新・雇用社会の法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 426p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641143203
  • NDC分類 366.14
  • Cコード C3032

出版社内容情報

バブル崩壊・長期不況の中で,日本型雇用システムは大きな転換点を迎えており,雇用をめぐる法制度や法政策にも新たな変化が生まれつつある。日本の特徴である長期雇用システムがどこまで有用性を持つかを検証し,新たな課題を描き出す。
わが国における労働市場と雇用関係の仕組みを基本にして,企業・産業の労使関係のシステム,国の政策形成・紛争解決のシステムをその周辺に据えて,法の内容・機能・課題を描き出そうとする。内部・外部労働市場の相関関係を明らかにし,これから構築されるべき法政策的課題にも言及。─『雇用社会の法』を改題。

内容説明

長期雇用システムはどう変容するか?現実を法的視点から解明。日本の法システムの未来を探る。日本の雇用システムは、内部労働市場型から外部労働市場型へと転換しつつある。産業界と労働界のニーズを合致させる法システムとして、両者の融合を目指した法政策を提言。

目次

第1章 日本の雇用社会と法
第2章 雇用システムと雇用保障
第3章 雇用システムと人事諸制度
第4章 雇用システムと労働条件
第5章 雇用システムの多様化:非典型雇用労働者
第6章 雇用システムの変化と労使関係
第7章 労使紛争の解決
終章 これからの雇用社会と法

著者等紹介

菅野和夫[スゲノカズオ]
1943年東京都に生まれる。1966年東京大学法学部卒業。1968年司法修習修了。東京大学法学部助手、同助教授を経て、現在、東京大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品