ここまでできる自衛隊―国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている

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ここまでできる自衛隊―国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798063348
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

 現実的にバランス良く、「法」の観点から解説する自衛隊の入門書が登場!

 米中の緊張。コロナ禍で続く中国の「現状変更の試み」。北朝鮮による核ミサイル配備の可能性……。
 こうした状況下、弾道ミサイル防衛から敵基地攻撃(反撃)まで議論が熱を帯びる一方、従来のパラダイムではアジア太平洋の情勢に対応不可……。

 自衛隊に関する注目度は、ここ最近の大規模災害や新型コロナ対応における災害派遣と中国の海洋進出で、大きく高まっています(内閣府の「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」、2019年日本経済新聞社世論調査など)。
 特に、SNSやWeb経由で情報を得る若年層(高校生・大学生)は、戦後イデオロギーに縛られず、純粋かつ漠然と防衛や自衛隊に関心をもっていると見られます。

 しかし、従来の防衛論議は、結論が先にあるイデオロギー論か憲法の解釈に終始する専門家向けの些末な話になり、こうした若年層(そして一般市民)がフォローする気にはなれません。

 そこで本書は、
(1) 若年層でも(=だれでも)わかるやさしい日本語で、
(2) 国際法・憲法・自衛隊法というバランスの取れた現実的な視点から、
自衛隊の活動の根拠と範囲(ここまでできる!)を解説します。

■■目次
■第1章 全ては「法」で定められている!

1-1 国際法が禁じている「武力の行使」って何?
1-2 「自衛隊は憲法違反」って、どういうことなの

■第2章 そもそも自衛隊って何?
2-1 日本の安全はどうやって守られているの?
2-2 自衛隊ってどんな組織なの?
2-3 自衛隊の任務って何なの?
2-4 「専守防衛」ってどういう意味なの?
2-5 「〇〇事態」って何?
2-6 「武力の行使」と「武器の使用」は何が違うの?

■第3章 自衛隊には何ができるの?
3-1 自衛隊が行っている警戒監視活動って何?
3-2 現代にも海賊がいるの? 海賊対処行動って何?
3-3 災害が起きたら、自衛隊はどんな基準で出動するの?
3-4 日本の領空を外国軍機が侵犯! 自衛隊は何をする?
3-5 領海内を外国の潜水艦が潜没航行! 自衛隊はどうする?
3-6 ある日突然弾道ミサイルが! 自衛隊には何ができる?
3-7 離島に武装漁民が上陸! 自衛隊は動ける?
3-8 アメリカ軍艦艇が攻撃を受けた! 自衛隊はどうする?
3-9 南西諸島に中国軍が侵攻! 自衛隊はどう守る?
3-10 日本で戦いが起きたら、自衛隊は私たちをどう守ってくれるの?
3-11 日本の周辺で武力紛争が! 自衛隊には何ができるの?
3-12 アメリカ軍が攻撃を受けた! 自衛隊は助けられる?
3-13 自衛隊は、海外にいる日本人を救出にきてくれるの?
3-14 PKOで自衛隊は人々を守れるの? 駆けつけ

内容説明

自衛隊って「憲法違反」なの?「武力の行使」と「武器の使用」の違いは?災害派遣は「主たる任務」?「従たる任務」?専門的な法律用語をふつうの言葉で解説!

目次

第1章 全ては「法」で定められている!(国際法が禁じている「武力の行使」って何?;「自衛隊は憲法違反」って、どういうことなの?)
第2章 そもそも自衛隊って何?(日本の安全はどうやって守られているの?;自衛隊ってどんな組織なの? ほか)
第3章 自衛隊には何ができるの?(自衛隊が行っている警戒監視活動って何?;現代にも海賊がいるの?海賊対処行動って何? ほか)
第4章 自衛隊はこれからどうなっていくの?(自衛隊はこれからどうやって日本を守るの?;自衛隊はアメリカ軍とだけ活動しているの?)

著者等紹介

稲葉義泰[イナバヨシヒロ]
国際法・防衛法政研究者、軍事ライター。専修大学在学中の2017年から軍事ライターとしての活動を始める。現在は同大学院に進学し、側に国際法や自衛隊法などの研究を進める一方、『軍事研究』や『丸』等の軍事専門誌で自衛隊の活動に関する法的側面からの記事を多数寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

27
自衛隊の活動のイメージが湧いてくるわかりやすい本です。特にところどころに挿入されている例が良かったです。しかしかなりの制約がある状態であるので、現状で国が危うくなった時に守りきれるのか不安になりました。2022/12/07

nagoyan

14
優。自衛隊活動の法的参考書としては便宜。ほぼ、政府の説明にそっており安定感がある。尤も、たとえ話には却って理解を混乱させかねない危ういものも。素朴な「正義感」や「常識」に訴えかけた議論は反対利益を見失わせがち。それでいうと、憲法上の制約が単に憲法に反するからという理由づけで終わりがちなのは本書に限った話ではないが、「憲法=悪者」論に聞こえがち。そもそも9条には、それ相応の立法利益=国家利益があってのことである。本書は自衛隊の活動の場面場面を自衛権行使、警察活動等の行政活動と区分し平易に説きわかりやすい。 2021/10/19

OjohmbonX

6
自衛隊の活動が、各種ルール(国際法・憲法・自衛隊法)でどう縛られているか・根拠づけられているかを解説する本。装備や組織体系を解説する本はたくさんあるけど、この種類の本はちょっと珍しい気もするし、まさにそこを整理してほしかったという気持ちになる。右派も左派も関係なく、自衛隊の活動を拡大する場合でも制限する場合でも、この辺は議論のベースになるはずだけど、ルールを作る側の国会議員(ローメイカー)でさえ無茶苦茶なことを言ったりするので、本書が役に立つ。あと創作で自衛隊を出したい人にとってもいい参考書だと思う。2021/06/10

まいける

5
自衛隊について、法律の観点から初心者にも分かりやすくまとめられている解説書。自衛隊法を中心に、国内法上の自衛隊の位置付けや、国際法との関連性などが簡潔平易に整理されている。特に、子どもにも身近な例を提示して様々な観点から自衛隊ができること・できないことを解説しているところは大変理解しやすい。自衛隊って何だろう?という感じの高校生・大学生の入門書として最適。もう少しスリム化すれば、OCSあたりの教科書としても十分使用し得るのではないだろうか。2021/03/21

ushimanm5

5
新進気鋭にして貫禄たっぷりの国際法・防衛法制研究者/軍事ライター稲葉義泰氏による、防衛法制上の自衛隊の取り得る行動とこれからについて書かれた処女作。 本作では身近な例を多用し、とっつきづらい軍事と法制が分かりやすく解説されている。 身近ではないかもしれないが社会を構成する重要な要素である自衛隊について、「法に基づいて行動する行政組織」であるという前提からアクセスする名著。 因幡マン、コロナが落ち着いたら飲みに行こうね。2021/01/16

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