出版社内容情報
山本 和彦[ヤマモト カズヒコ]
著・文・その他/編集
内容説明
葛藤状態にある「人」を対象にいかに裁判の実効性を確保するか。これは難しい問いである。令和元年の民事執行法及びハーグ条約実施法の改正を経て、子の引渡し、返還を巡る規律はどう変化したのか。理論・実務の両面からその現状と課題に鋭く迫る。
目次
第1部 令和元年改正の意義と概要
第2部 子の引渡し及び返還が問題となる手続
第3部 子の引渡・ハーグ返還手続の現状と課題
第4部 近時の判例の展開と子の引渡・ハーグ返還手続
第5部 令和元年改正の内容
第6部 子の引渡手続に残された課題
著者等紹介
山本和彦[ヤマモトカズヒコ]
一橋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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