出版社内容情報
要件事実の実務での適正な活用を目指し、基礎理論を探求する。初版刊行後約15年の学説・実務の動きを踏まえ、全面改訂。
内容説明
実務に裏付けられた理論的体系書、15年ぶりに全面改訂。要件事実の実務での適正な運用を目指し基礎理論を探究する。
目次
第1章 要件事実論の機能
第2章 民事訴訟における要件事実論と関係する考え方
第3章 裁判規範としての民法
第4章 要件事実論に関する各説の紹介・批判
第5章 要件事実の内容
第6章 攻撃防御方法の体系から見た要件事実
第7章 民法(債権関係)改正と要件事実論
著者等紹介
伊藤滋夫[イトウシゲオ]
1954年名古屋大学法学部卒業。1961年ハーバード・ロー・スクール(マスターコース)卒業(LL.M.)、1994年博士(法学)名城大学。1954年司法修習生、1956年東京地・家裁判事補、1966年東京地裁判事、以後、松山地・家裁判事、最高裁事務総局家裁局第一兼第二課長、東京地裁部総括判事、和歌山地・家裁所長、名古屋高裁部総括判事、東京高裁部総括判事などを歴任。その間、司法研修所教官、司法試験考査委員(民事訴訟法、民法)、法制審議会民事訴訟法・民法部会委員も務める。1995年退官。その後、創価大学法科大学院教授、法科大学院要件事実教育研究所長などを経て、現在、同研究所顧問、創価大学名誉教授、弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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