内容説明
会社法の全体像がしっかり把握できるように、主要な論点、難解な制度・事項等については細目の解説を加え、また重要な判例については事実関係を摘記した上で判旨を紹介するなど、学習にも実務にも利用できる一冊である。
目次
第1章 総論
第2章 株式会社
第3章 持分会社
第4章 組織変更
第5章 外国会社
第6章 罰則
著者等紹介
大隅健一郎[オオスミケンイチロウ]
昭和3年京都帝国大学法学部卒業。昭和13年京都帝国大学教授。昭和41年最高裁判所判事、京都大学名誉教授。平成5年文化勲章受章。平成10年死去(3月19日)
今井宏[イマイヒロシ]
昭和22年京都大学法学部卒業。昭和38年大阪府立大学教授。昭和55年九州大学教授。昭和63年姫路獨協大学教授。現在、弁護士(今井綜合法律事務所)
小林量[コバヤシリョウ]
昭和56年京都大学法学部卒業。昭和61年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。同年九州大学法学部助教授。平成8年名古屋大学法学部教授。現在、名古屋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はぐはぐ
0
会社法の講義を受けるにあたり、最初に購入しました。指定テキストが薄く内容が足りないと思ったこと、ネットで評価が高かったこと、民事系は関西系の先生の基本書が多かったことから、大隅先生の基本書を選びました。価格としてはやや高めですが、内容としては満足できるものだと思います。本文は条文や基本的な考え方の説明に徹しており、脚注で自説が比較的長めに展開されています。脚注を読まずに一読して大まかな流れをつかんだ後に細かい学説の分岐に踏み込めば良いと思います。
ひでっち
0
註がやや細かいですが、本文はとても読みやすいです。2010/06/04