新民法大系 物権法

加藤 雅信【著】

有斐閣（2003/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 395p／高さ 22cm
• 商品コード 9784641133303
• NDC分類 324.2
• Cコード C1032

出版社内容情報

民法１（総則）・民法５（事務管理・不当利得・不法行為）が大好評を博する著者の『新民法大系』第３作―，物権法編。教科書・研究書・考える道しるべの「三兎」を追うスタイルには，いっそう磨きがかかり，ロマン溢れる物権法の世界を解き明かす。物権法教科書決定版！

第１部　物権法総論
　第１章　物権法入門
　第２章　物権の法的性格
　第３章　法体系的にみた物権と債権
　第４章　物権的請求権
　第５章　物権変動

第２部　物権各論――その１，基本的権利
　第６章　物権各論序説――裁判規範，社会的役割からみた各物件の重要度
　第７章　占有権
　第８章　所有権

第３部　物権各論――その２，用益物権
　第９章　地上権
　第10章　永小作権
　第11章　地役権
　第12章　入会権
　第13章　用益物権特別法

第４部　権利発生の基本構造
　第14章　権利の発生――所有権，入会権，知的所有権を中心に

内容説明

「民法の迷路」ともいわれる物権法を解き明かす意欲作既存の学説・判例を客観的・網羅的に体得できることはもちろん、読み進めれば、いつの間にか魅惑あふれる「物権法のロマン」の世界に。「二段階物権変動論」を中核とする物権変動論の再構成など、物権法を明快に理解する考え方が満載。

目次

第１部　物権法総論（物権法入門；物権の法的性格　ほか）
第２部　物権各論―その１、基本的権利（物権各論序説―裁判規範、社会的役割からみた各物権の重要度；占有権　ほか）
第３部　物権各論―その２、用益物権（地上権；永小作権　ほか）
第４部　権利発生の基本構造（権利の発生―所有権、入会権、知的所有権を中心に）

著者等紹介

加藤雅信［カトウマサノブ］
１９４６年生まれる。１９６９年東京大学法学部卒。法学博士。現在、名古屋大学教授。この間、ハーバード大学、ロンドン大学客員研究員、米コロンビア大学、ハワイ大学、北京大学客員教授、司法試験考査委員、法制審議会民法部会委員、国際ファイナンスリースに関するユニドロワ条約・国際ファクタリングに関するユニドロワ条約採択のための外交会議日本国政府代表代理等を歴任
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