内容説明
新しい体系の構築を試みて、定評を得てきた意欲的なテキストの待望の新版。現代商業の全貌を「構造」「関係」「行動」という3つの枠組みに整理し、構成を組み換えた上で、新しい動向を全面的に取り入れて解説。
目次
第1部 商業における構造(商業とは何か―品揃えを形成する商業者;小売商業の構造―小売店舗がどれだけ必要か;卸売商業の構造―なぜ流通が多段階になるのか;現代の流通構造―eコマースによって流通はどう変わるか)
第2部 商業における関係(商業における信頼関係―商業者はなぜ信頼を重視するのか;商業におけるパワー関係―いかにして取引を統制するか;生産者による流通系列化―なぜ商業者を統制するのか;小売業者による製版統合;小売業者によるPB開発)
第3部 商業における行動(小売業者の行動―小売業における競争と戦略を考える;卸売業者の行動―環境変化に対応する卸売業;商業における革新―商業はいかに変化するか;中小商業問題)
著者等紹介
高嶋克義[タカシマカツヨシ]
1958年、愛知県生まれ。1982年、京都大学経済学部卒業。1984年、神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。1987年、同研究科博士後期課程単位取得。その後、近畿大学商経学部専任講師、同助教授、神戸大学経営学部助教授を経て、神戸大学大学院経営学研究科教授。博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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