内容説明
ミクロ・マクロ経済学の基礎を、現実の経済問題と関連させて、わかりやすく解説する。サブプライムショックを経て「失われた20年」になろうとする日本経済の現状を踏まえて、第3版化。
目次
プロローグ 経済学とは何か
第1部 マクロ経済学(好況・不況はどうして決まるか;景気変動はなぜ生じるか;金利はどのように決まるか;円とドルの経済学;変わる日本の国際収支;バブルの経済学;日本の貯蓄率はなぜ高いか;国債の経済学;インフレーションとシsつ行;デフレと園対策;経済成長と日本経済;構造変化と大量失業時代)
第2部 ミクロ経済学(価格と市場メカニズム;需要は価格に敏感か;所得の上昇とエンゲル係数の低下;企業の供給行動を読む;価格メカニズムの働き;独占企業は儲かるか;不完全競争の世界;政府の供給・国民の需要;外部性の発生;情報不足と檸檬;日本的経営システムの功罪;色々の四条さまざまな価格;NPOの世界)
エピローグ もっと経済学を知るために
著者等紹介
辻正次[ツジマサツグ]
1946年京都府に生まれる。1969年京都大学経済学部卒業。1976年スタンフォード大学大学院経済学Ph.D.。現在、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科教授、大阪大学名誉教授
八田英二[ハッタエイジ]
1949年京都府に生まれる。1971年同志社大学経済学部卒業。1977年カリフォルニア大学(バークレー)大学院経済学Ph.D.。現在、同志社大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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