内容説明
アイディアの発想から、研究の立案・データ分析、提出後まで、作成の流れに沿って解説。心理学研究の醍醐味を味わいながら、論理的な論文を書くコツを、一からていねいに解説する、心理学論文執筆の手引き。研究や論文執筆の工程ごとにポイントをまとめ、よくある失敗例や注意点も紹介。
目次
1 論文を書く準備(研究のアイディアを考える;体験的に学ぶ)
2 研究立案からデータ分析まで(研究デザインを考える;研究を実施する;データを分析する)
3 研究論文として仕上げるまで(論文の構成を練る;タイトルを付ける;図表で示す;文献リストを作る;論文に仕上げる)
著者等紹介
都筑学[ツズキマナブ]
1951年東京都生まれ。1975年東京教育大学教育学部卒業。1977年東京教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。1981年筑波大学大学院心理学研究科博士課程単位取得退学。現、中央大学文学部教授、博士(教育学)。専門は、発達心理学、青少年の時間的展望の発達(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きょん。
2
取り掛かる前にまずは形から…。別に本題に入りたくなくて現実逃避してるわけじゃないんですけど!断じて!(^_^;)2014/07/14
epitaph3
2
これから論文を書く学生にはいいかも。私は現職教員だけど、あー論文書いてみたいなーという気にはなった。2013/01/03
nchiba
1
心理学になるかどうかはわからないが、いつかは論文を書きたいと思っている。そのためにはたくさんの論文を読まなければならないと感じた。読みやすく、いつか論文を書く時にはきっとまた読むことになりそうな本である。2014/03/25
Akashiro
0
卒業論文執筆にあたり、基礎を固めるためにも読みました。論文テーマ作成の仕方に始まり、先行研究のレヴューや基礎的な調査の方法、実際の論文執筆から考察の書き方まで、基本的な心理学論文を書く上での要点のハウツーが記載されています。論文にありがちな堅苦しさは本書にはなく、随所にメタファー(これを料理で例えると・・・など)や具体例が用いられていたため、すんなりと内容を理解することが出来ました。学生のために論文の書き方を分かりやすく伝えたいという、著者の方の気持ちが読んでいて伝わってきました。2015/05/15
惣
0
★★★★☆2012/10/02