内容説明
障害者福祉の新しい姿を、初めて学ぶ読者にもわかりやすく解説した、障害者福祉を理解し、そのあり方を考える新しいテキスト。障害者基本法の改正、障害者自立支援法の施行を踏まえ改訂。
目次
第1章 「障害」と「障害者」をどう理解するか―障害者観と障害構造論
第2章 障害者福祉に影響を与えた思想―5つの代表的な思想
第3章 障害者福祉制度の流れを理解する―歴史とその展開
第4章 生活支援と自立支援―障害者福祉の方法
第5章 地域生活を支える―障害者福祉の制度と体系
第6章 障害者と社会―障害者差別の温床とその克服
第7章 障害者福祉の国際的動向―「みんなのための1つの社会」をめざして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のむ
2
法に関する話が多く、多分5割も内容を消化できなかったが、日本および世界の障害者福祉制度の流れを概観で眺めることができた。最後の章では日本人の障害者観が「障害者とは人口のごく一部で、一般の人とは異なった生活をしており、気楽に接することができない、自分が障害者になるのはごめんだ」といった認識で停滞していることがデータからも明らかにされており、暗澹たる気持ち。国の啓蒙活動が結局は「障害者たちは○○」とひと括りにカテゴライズしたものでしかなく、それが名前も人生もある個人を無視し偏見を作る流れを助長しかねないとも。2018/09/18
ケン五
1
とても分かりやすい。入門編としては最適。短い間で改訂され、常に新しい情報が記載されていて良いですね。2010/03/15
こ~じぃ。。
0
入門書ということだが・・・ 介護福祉士目線で読むと、体系化されているけれど、却ってそれが 分かりずらい感じでした(*_*;・・・2016/07/09