有斐閣アルマ
南アジアの歴史―複合的社会の歴史と文化

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641122918
  • NDC分類 225
  • Cコード C1322

出版社内容情報

古代から現在まで、政治、経済、法律、社会、生活、文化など広い分野に目配りしつつ、各時代の流れをわかりやすくたどる通史。

内容説明

古代インダス文明から現在まで、広い分野に目配りしつつ書かれた南アジア通史。近現代では経済過程にも重点を置き、「南アジア地域協力連合」と「インド系移民」を補論として取り上げ、現代の南アジアの姿を歴史的かつ多面的に明らかにしています。

目次

南アジアの複合的な世界
インダス文明の誕生―南アジア最初の都市社会
アーリヤ文化圏の形成と展開―統一国家の出現
ヒンドゥー教の成立と社会―ヴァルナ=ジャーティ制の広がり
中世インド世界の展開―イスラームとの出会い
近世インドの社会と文化―ムガル朝の栄光と衰退
植民地インドの形成―ヨーロッパ世界との出会い
イギリス支配の新たな段階―インド独立運動の高揚
1935年法体制下のインド―分離・独立への道
独立インドの国家建設―国民の政治参加の拡大
インド型民主主義の試練
インド型民主主義の継承へ
21世紀の南アジア

著者等紹介

内藤雅雄[ナイトウマサオ]
1940年、福井県に生まれる。1964年、東京外国語大学卒業。1967年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程印度哲学専攻修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、専修大学文学部教授

中村平治[ナカムラヘイジ]
1931年、長野県に生まれる。1955年、東京外国語大学卒業。1957年、東京大学大学院社会科学研究科修士課程国際関係論専攻修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、専修大学文学部教授を経て、東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mittsko

5
何度目かの読了。2006年刊、コンサイス版南アジア史としては、いまだ最新のものかな。その2年前、山川から『南アジア史』が出ていたけれど、そちらはちょいと重くて持ち運びには向かない。さて、「南アジア」といっても本書が扱うのは、編者も告白しているように、植民地インド、独立インドがほとんどだ。スリランカ、ネパール、ブータン、モルディヴについての記述はほぼ皆無。まぁそういう限界はあれ、本書は携帯のうえ、索引を活用しつつ辞書のように読むのには最適であり、実際大変お世話になっております。ありがたいお仕事です(拝復2018/06/04

牛タン

3
南アジアというかほぼほぼインドの歴史。インダス文明からはじまり、アーリア人到来とヒンドゥー教成立、イスラーム王朝とムガル朝、イギリスによる植民地化、独立運動と国家建設、社会主義時代、そして自由化へ。補論としてSAARCとインド系移民。支配者としてこの地にやってきたものの、その後は非支配者の立場に居続けているんだな。科学や技術の分野で優秀なインド人、いつまでも発展しないのは政治的混乱のせい?2019/06/09

陽香

1
200607202013/11/26

Yuji

0
60ページあたりまで2022/09/08

kincyan

0
先日、東寺展を見たり友人たちと高野山に行ったので、少し密教について調べてみた。7世紀にインドにて仏教がヒンズー教に駆逐されそうになった時に、それに対抗して派生した教派ということだったので、宗教を軸に、インドの歴史について少し調べてみる。2019/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/68487
  • ご注意事項

最近チェックした商品