出版社内容情報
古代から現在まで、政治、経済、法律、社会、生活、文化など広い分野に目配りしつつ、各時代の流れをわかりやすくたどる通史。
内容説明
古代インダス文明から現在まで、広い分野に目配りしつつ書かれた南アジア通史。近現代では経済過程にも重点を置き、「南アジア地域協力連合」と「インド系移民」を補論として取り上げ、現代の南アジアの姿を歴史的かつ多面的に明らかにしています。
目次
南アジアの複合的な世界
インダス文明の誕生―南アジア最初の都市社会
アーリヤ文化圏の形成と展開―統一国家の出現
ヒンドゥー教の成立と社会―ヴァルナ=ジャーティ制の広がり
中世インド世界の展開―イスラームとの出会い
近世インドの社会と文化―ムガル朝の栄光と衰退
植民地インドの形成―ヨーロッパ世界との出会い
イギリス支配の新たな段階―インド独立運動の高揚
1935年法体制下のインド―分離・独立への道
独立インドの国家建設―国民の政治参加の拡大
インド型民主主義の試練
インド型民主主義の継承へ
21世紀の南アジア
著者等紹介
内藤雅雄[ナイトウマサオ]
1940年、福井県に生まれる。1964年、東京外国語大学卒業。1967年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程印度哲学専攻修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、専修大学文学部教授
中村平治[ナカムラヘイジ]
1931年、長野県に生まれる。1955年、東京外国語大学卒業。1957年、東京大学大学院社会科学研究科修士課程国際関係論専攻修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、専修大学文学部教授を経て、東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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