抵抗権と人権の思想史―欧米型と天皇型の攻防

個数:

抵抗権と人権の思想史―欧米型と天皇型の攻防

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月20日 16時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 464p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784764274419
  • NDC分類 191
  • Cコード C3032

内容説明

なぜ日本に人権思想は根付かないのか?欧米と日本の人権理解の相違点はどこにあるのか?日本国憲法第九七条に謳われる「基本的人権」のルーツと受容の歴史を辿り、日本人が「人権思想」を理解できない問題点を浮き彫りにする。

目次

第1部 欧米型人権の形成過程と日本国憲法への影響(源泉としての聖書的人間観;抵抗権の形成過程;人権理念の形成過程;人権理念の法制化過程;キリスト教人権思想の日本国憲法への影響)
第2部 天皇型平等と人権―日本における抵抗権確立の壁(天皇型平等思想の淵源―構造原理と抵抗権の限界;天皇型人権思想の成立と展開;抵抗権の継承者の喪失)
日本における人権確立の課題と展望

著者等紹介

森島豊[モリシマユタカ]
1976年生まれ。東京神学大学大学院前期博士課程修了。聖学院大学大学院後期博士課程修了(Ph.D)。現在、青山学院大学准教授・大学宗教主任。「日本におけるキリスト教人権思想の影響と課題」により、中外日報社『涙骨賞』最優秀賞受賞(2015年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずー

2
人権の概念の基礎となる「抵抗権」は、君主の上位存在としての神の存在が前提となるが、しかし日本だと天皇=君主であり神なので、抵抗権というものが最初から成り立たない。日本型人権=天皇に忠誠を誓うのであれば、その限りで平等 つまり、天皇に従わないやつは人間ではないということになってしまう。という、日本で人権概念がどうも根本的に根付かない理由が丁寧に解説されていた。とはいえ、結局キリスト教を文化的背景としていない私たちが人権や公共の福祉といったものを希求することは困難なのだろうか?という納得できなさが残る。2022/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15555116
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品