出版社内容情報
京都議定書の発効、「持続可能性」「エコロジカル・フットプリント」といった概念の登場を踏まえて、好評の初版を大幅に改訂。
内容説明
環境問題が関心を集めるなか、自然と人間の関係はどうあるべきかが問い直されている。自然の価値をいかに認識し、環境問題を考えていくべきだろうか。この問いに対する探究を進める“環境倫理学”の内容を、最新の議論と事例で解説する。
目次
環境問題を倫理学で解決できるだろうか―未来にかかわる地球規模の正義
人間中心主義と人間非中心主義との不毛な対立―実践的公共哲学としての環境倫理学
持続可能性とは何か―開発の究極の限界
文明と人間の原存在の意味への問い―水俣病の教訓
環境正義の思想―環境保全と社会的平等の同時達成
動物解放論―動物への配慮からの環境保護
生態系と倫理学―遺伝的決定と人間の自由
自然保護―どんな自然とどんな社会を求めるのか
環境問題に宗教はどうかかわるか―人間中心から生命中心への“認識の枠組み”の変換
消費者の自由と責任―対環境的に健全な社会を築くために
京都議定書と国際協力―実効的なレジームの構築へ向けて
環境と平和―戦争と環境破壊の悪循環
著者等紹介
加藤尚武[カトウヒサタケ]
1937年生まれ。前・鳥取環境大学学長、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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