内容説明
新聞やテレビで毎日流れるニュースは国際法がらみの事件や問題であふれ、国際法はいまや一般市民が現代社会を理解するうえで必要な基礎知識です。本書は、法律学や政治学の知識がなくても読めば理解できる国際法のテキストです。
目次
第1章 国際法の基本構造
第2章 国際法の定立・適用・執行
第3章 国家に関する国際法の規則
第4章 領域に関する国際法
第5章 国際機構と国際法
第6章 地球的課題と国際法
著者等紹介
横田洋三[ヨコタヨウゾウ]
中央大学教授
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でら
5
読みやすかった。 国際法のテストがあるので、それに役立てることができた。2021/01/06
牛タン
3
良い本。国際法の存立構造、国際社会における定立・適用と各国での施行、国家、領域、国際機構法、現代の地球的課題(安全保障、軍縮・軍備管理、人権・人道、開発、環境問題)がまとめられている。前提となる知識が少なく、初学者の自分にとってもわかりやすかった。章ごとに執筆者が異なるが、統一感があり読みやすい。2015/06/19
Рома
1
法学部に入ってから国際法に興味が湧いたので読んで見ました。国際法は主に慣習法なので文明国の常識、というものがあればそれほど理解に苦しまず、実際にこういう取り決めや問題があるんだよと教えてくれる本。やはり国際法というものにはそれを破った際の絶大な制裁というものがないのでやはり各国が自身を守る為には力=軍事力、経済力、外交力が不可欠となってしまう。(某極東の島国は3つ中2つが足りず残りの一つも斜陽となっているかもしれませんね。)2017/10/10
v&b
0
一部のみ。国際連盟の失敗、法と力2015/10/08