有斐閣リブレ
わかりやすい犯罪被害者保護制度

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  • サイズ A5判/ページ数 136p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784641077546
  • NDC分類 326.3
  • Cコード C1332

出版社内容情報


   《主な目次》
〔背景と概要〕
 犯罪被害者保護の必要性/これまでの被害者保護制度/今回の立法の概要/他
〔性犯罪の告訴期間の撤廃〕
 以前は告訴期間を6ヶ月に限っていたのは,どのような理由からですか/他
〔証人尋問の多様な形態〕
 証人尋問をいろいろな形で行うことができるようになりましたが,それぞれの目的は何ですか。どのような場合に認められるのでしょうか/他
〔傍聴に対する配慮〕
 どの範囲の人が優先的に傍聴できるのですか。家族や弁護士なども含まれるのでしょうか/他
〔被害者等による公判記録の閲覧及び謄写〕
 公判への影響やプライバシーにかかわる問題はないのでしょうか/他
〔被害者等による心情その他の意見の陳述〕
 陳述の内容は,証拠として採用できるのですか。反対尋問をすることはできるのでしょうか/他
〔資料〕
 刑訴法改正条文/犯罪被害者保護法(全文)/他

内容説明

本書は、平成12年に成立、公布された「犯罪被害者保護二法」の内容を中心に、Q&A方式でポイントごとにわかりやすく解説するものです。また、改正が検討中の犯罪被害者給付金制度にも触れています。さらに、刑訴法・刑訴規則の改正条文、犯罪被害者保護法・同規則などを、資料として巻末に収録。

目次

総論
性犯罪の告訴期間の撤廃
証人尋問の多様な形態
傍聴に対する配慮
被害者等による公判記録の閲覧および謄写
公判手続における被害者等による心情その他の意見の陳述
民事上の和解を記載した公判調書に対する執行力の付与
没収・追徴制度の利用
今後の課題、犯給制度

著者等紹介

椎橋隆幸[シイバシタカユキ]
1946年生まれ。中央大学法学部教授。主著に「刑事弁護・捜査の理論」(信山社、1993年)。「基本問題 刑事訴訟法」(編著、酒井書店、2000年)

高橋則夫[タカハシノリオ]
1951年生まれ。早稲田大学法学部教授。主著に「刑法における損害回復の思想」(成文堂、1997年)。「犯罪被害者の研究」(共編、成文堂、1996年)

川出敏裕[カワイデトシヒロ]
1967年生まれ。東京大学法学部助教授。主著に別件逮捕・勾留の研究(東京大学出版会、1998年)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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