出版社内容情報
「日本の安全保障」について,最初に読むべき一冊。日本の安全保障政策の歴史的背景や展開過程~安全保障政策を理解するための基礎概念と標準的分析枠組み~日本の安全保障にとっての国・地域・国際機関別課題~日本の国力を,歴史・理論・地域研究に基づいて構成する。
目次
第1章 戦後日本の安全保障政策の展開…中西 寛
ねじれた出発/戦後期の安全保障体制/経済大国の安全保障政策/冷戦終焉後の模索
第2章 日本の安全保障に関する理論的考察…赤根谷達雄
日本の安全保障に対する脅威と危険/安全保障の手段/他
第3章 日本の安全保障とアメリカ…村田晃嗣
アメリカのアジア戦略/冷戦後の日米同盟/他
第4章 日本の安全保障と朝鮮半島…道下徳成
朝鮮半島と日本/国際関係の中の朝鮮半島/南北関係/他
第5章 日本の安全保障と中国…浅野 亮
日中関係/米中関係/中台関係/中国軍
第6章 日本の安全保障と国連…星野俊也
日本と国連/「国際平和協力」への新たな取組み/他
第7章 日本の安全保障と国力…落合浩太郎
日本の国力/経済と安全保障/日本軍事大国論/他
内容説明
日本の安全保障政策はどのような歴史的背景をもちどのように考えられてきたか、どのような概念や分析枠組みで考えられているか、取り巻く環境と課題はどうか。国際関係論や日本外交を学ぶ上で必須のテーマを歴史・理論・地域研究に基づいて解説する。
目次
第1章 戦後日本の安全保障政策の展開
第2章 日本の安全保障に関する理論的考察
第3章 日本の安全保障とアメリカ
第4章 日本の安全保障と朝鮮半島
第5章 日本の安全保障と中国
第6章 日本の安全保障と国連
第7章 日本の安全保障と国力
著者等紹介
赤根谷達雄[アカネヤタツオ]
筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。1956年生まれ。著書に、『日本のガット加入問題―レジーム理論の分析視角による事例研究』(東京大学出版会、1992年、サントリー学芸賞受賞)など
落合浩太郎[オチアイコウタロウ]
東京工科大学コンピュータサイエンス学部助教授。1962年生まれ
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