ここからはじめる国際法―事例から考える国際社会と日本の関わり

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ここからはじめる国際法―事例から考える国際社会と日本の関わり

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  • サイズ 46判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641046917
  • NDC分類 329
  • Cコード C1032

出版社内容情報

身近な生活とは関わりが薄いと思いがちな国際法を,最新のニュースや写真・図表を取り掛かりとして解説。国際法が自分の住む社会と具体的にどう関係しているのかを意識して,正確に学ぶことで,自分と自国の行動が国際社会でどういう評価を受けるか適切に理解できる。

内容説明

具体的な事例をとりかかりとして国際法を学ぶ。次々と生起する国際問題を、自分の力で法的に考え、表現できるようになることを目指す入門書。

目次

国際法のダイナミズム―国際法はなぜ必要か?
国家とその基本的権利と義務―北朝鮮を国家として認めないことは国際法上許されるのか?
国際法の法源―安保理決議・G7声明・国連特別報告者の意見書は国際法なのか?
外交と国際法―なぜ大使館は抗議と攻撃の的となるのか?
国際義務の履行確保―PM2.5による越境大気汚染
国際紛争処理―中国と南シナ海
国際法と国内法の関係―国際法と国内法の間のダイナミックな相互関係
領土と国際法―領土紛争か侵略か?
海洋法―海で魚介類を自由に採ることはできるのか?
空と宇宙の国際法―国際航空や宇宙活動はどのように規律されているか?
国際経済法―グローバル化と国際貿易ルール
国際環境法―気候変動と環境被害が私たちの生活に与える影響
国際人権・難民法―身近な問題としての人権・難民問題
安全保障―現在における戦争違法化と安全保障の意味
軍縮・軍備管理・不拡散―北朝鮮によるミサイル発射
武力紛争法―武力紛争の多空間化

著者等紹介

佐藤義明[サトウヨシアキ]
現職:成蹊大学法学部教授。私の研究:国際紛争の予防・解決に関心をもち、歴史問題や国際裁判を研究してきました。最近では科学技術と人類の将来に関心が向かい、成蹊大学法学部編『未来法学』(有斐閣、2022)に寄稿しました

石垣友明[イシガキトモアキ]
現職:在アメリカ合衆国日本国大使館公使。私の仕事:外務省に就職後、国際法局国際法課、北米局日米安全保障条約課、国連日本代表部(ニューヨーク)等で勤務し、内閣法制局参事官、外務省の気候変動課長、内閣副広報官としても働きました

小林友彦[コバヤシトモヒコ]
現職:小樽商科大学商学部教授。私の研究:国際法と国内法がどのように相互に関係するのかに関心を持ってきました。国内法も多様ですので、ポーランド・ロシア・台湾・米国でも教育・研究しました。経産省で勤務経験があり、米国ニューヨーク州弁護士でもあります

坂巻静佳[サカマキシズカ]
現職:静岡県立大学国際関係学部准教授。私の研究:大学生のときに国際法を勉強していて疑問に思ったことをきっかけに、国家免除について研究を始めました。法を用いて国家間の調整を行う仕組みに関心があり、海洋法等についても研究を進めています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とりもり

2
領土問題から経済問題、はては紛争解決まで、国際法がどこまで国家間の紛争を解決できるのか、その射程を知るには良い入門書。とかく全員一致の原則や常任理事国の拒否権で、国際法の規定や国際裁判所の判決は実社会の紛争解決に役立たないと言われるが、その法的構成は精緻で、実務の蓄積を含め、後は本当に紛争を法的措置で解決するという国家間の意思次第と感じた。法曹を志す人の中から国際法を専攻する人が増えて、日本の国際的な紛争における地位を高めないと、今後より不利な立場に置かれかねないと懸念する。★★★☆☆2023/05/18

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