出版社内容情報
国際法を初めて学ぶ学生のための教科書。写真や地図などビジュアルな素材をふんだんに使用し，わかりやすい解説とともに構成する。インターネットで探してもなかなか発見できないような珍しい資料や手作りの資料も掲載。巻頭にカラー写真も収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
1
昨今の世界情勢を受けて基礎知識習得のため。 出来るだけ分かりやすい表現でビジュアル資料も使っているが、少し素人には文が難解なところがある。 国際社会の構成員たる各国民は最低限理解しておきたい内容。 国とは何か、国際法と国内法の関係、国連や国際組織の役割と位置づけ、意思決定の仕組み、集団的自衛権の各説、紛争処理等、個々人が誤解しやすいことに対する通説が説明されている。 主権が各国家に帰属してる以上、国際法違反時に違反行為を停止出来ない、安保理がvetoによって機能しないのが問題だよなと思う。2022/05/15
