目次
第1部 国際組織の創造的展開の理論と国連安全保障理事会(国際組織設立文書の解釈プロセスと国際組織のダイナミズム;国連安全保障理事会機能の創造的展開―湾岸戦争から9・11テロまでを中心として)
第2部 国連憲章第7章と国連安全保障理事会の活動(国連安全保障理事会決議による経済制裁の概略と課題;冷戦後の国際連合憲章第7章に基づく安全保障理事会の活動―武力の行使に関わる二つの事例をめぐって;冷戦解消後における国連平和維持活動―国内紛争に対する国際連合の適応;見果てぬ夢、国連常設軍―国際公共目的に向けた軍事的強制の現代的諸相)
第3部 国連安全保障理事会とその求められる正当性(国際連合憲章第7章に基づく安全保障理事会の活動の正当性;国連安全保障理事会の創造的展開とその正当性―憲章第7章の機能の多様な展開と立憲化(constitutionalization)の視点をめぐって)
第4部 公権力としての国連安全保障理事会とその課題(国連安全保障理事会は国際社会の公権力たりうるか?;公権力としての国連安全保障理事会の課題)
著者等紹介
佐藤哲夫[サトウテツオ]
1955年1月浜松市生まれ。1978年一橋大学法学部卒業。同大学院法学研究科博士課程中退後、助手、専任講師、助教授、教授を経て、一橋大学博士(法学)。現在、一橋大学大学院法学研究科教授。この間、アメリカのフレッチャー・スクール法律外交大学院にフルブライト奨学生として留学(法律外交修士の学位取得)したほか、パリ第2大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミックスにて在外研究に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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