出版社内容情報
実体法と国際私法のそれぞれについて国際的に統一する努力が19世紀の後半から積み重ねられてきた。本書は、そのような国際立法作業に携わった経験を有する著者が国際取引法の基本的問題について究明した諸論考をまとめたもの。
目次
1 統一私法と国際私法(国際取引に関する統一私法と国際私法;船荷証券に関する一九二四年条約と一九六八年議定書における統一法の適用 ほか)
2 国際動産売買に関する法の統一(国際動産売買に関する国際私法と統一法;生産物責任に適用される法律に関する条約 ほか)
3 代理に関する法の統一(代理の準拠法に関する条約;動産の国際的売買における代理に関する条約)
4 外国法人に関する法制・会社法の渉外関係への適用(わが国の外国法人制度について;会社法と渉外関係 ほか)
著者等紹介
高桑昭[タカクワアキラ]
1937年東京市生まれ。1960年東京大学法学部卒業。1962年東京地方裁判所判事補。1974年法務省民事局参事官。1988年立教大学法学部教授。1993年京都大学大学院法学研究科教授。2000年京都大学を定年により退職。成蹊大学大学院法務研究科教授、弁護士、法学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 不幸のオーラ - 本編 ご近所の悪いう…