目次
第1編 目的的行為論・法益論・戦後刑法学(目的的行為理論の法思想史的考察;刑法における法益概念の歴史的展開;保護法益、性質・分類・順序―立法論的検討;法益論の一考察;違法論における高無価値論と結果無価値論―結果無価値論の立場から;戦後刑法における行為無価値論と結果無価値論の展開;戦後日本における刑法判例の形成と展開)
第2編 日本における「古典学派」刑法理論の形成と展開(「古典学派」刑法理論の形成過程;「古典学派」刑法理論の展開;「古典学派」刑法理論と立法問題―戦前期刑法改正事業と治安維持法とに対する対応;「古典学派」刑法理論の一断面―瀧川幸辰と小野清一郎の相互の理解と評価;「古典学派」刑法理論の一側面;「古典学派」刑法理論と判例・実務;瀧川幸辰の刑法理論)
第3編 通史(刑法理論史(外国)
刑法理論の歴史的概観(日本))
著者等紹介
内藤謙[ナイトウケン]
1923年東京に生まれる。1953年東京大学法学部卒業。1959年東京都立大学法経学部助教授、1967年同大学法学部教授、1978年東京大学法学部教授、1984年千葉大学法経学部教授、1989年創価大学法学部教授を経て、創価大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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