内容説明
令和の最重要課題「認知症とお金の問題」。打開策は新しい学問分野「金融老年学」にあり!成年後見、遺言、企業の不祥事対策…気鋭の元内閣府官僚にして現役医師が詳しく解説!
目次
第1章 認知症の現在(「物忘れ」とは違う「認知症」;認知症の診断 ほか)
第2章 なぜ「認知症とお金の問題」なのか(誰もが関係する問題;認知機能の低下による生活への支障 ほか)
第3章 家庭における認知症とお金の問題(トラブル1:増加する消費者トラブルや特殊詐欺;トラブル2:成年後見制度の利用に伴う注意点 ほか)
第4章 企業の視点からみた認知症とお金の問題(認知症による契約トラブル;顧客が認知症の時に行った契約は無効? ほか)
第5章 社会における認知症とお金の問題(社会全体へのインパクト;世界の潮流 ほか)
著者等紹介
木下翔太郎[キノシタショウタロウ]
慶應義塾大学医学部助教。精神科医。1989年、神奈川県生まれ。千葉大学医学部在学中に国家公務員総合職採用試験に合格し、卒業後は内閣府に入府。高齢社会対策、子育て支援などに従事し、高齢社会白書の作成にも携わる。内閣府退職後、東京女子医科大学東医療センターを経て、現在は慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室に所属。精神科医・産業医として勤務する傍ら、医療政策や予防医療などの研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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さと
3
基礎知識としての本で読みやすい。介護に関わっているのでもっと後見人制度の活用が進んでほしい。裁判判例は参考になった。2023/03/11
かずさん
0
非常に参考になった。これから必ずやってくる時代なので、もっと関心を持つ必要があると思った。2022/05/15
kaz
0
金融ジェロントロジーの初歩という印象で、審議会等の行政の具体的な動向を押さえるという点では悪くない。ただし、課題認識等はあくまで初歩というレベルで、ジェロントロジーをきちんと考えるのであればもう少し深いレベルまでしっかり考える必要がある。図書館の内容紹介は『令和日本最大の問題「認知症と財産」。打開策は新しい学問「金融老年学」にあり! 気鋭の元内閣府官僚にして現役医師が、認知症とお金の問題やその解決策について詳しく解説する』。 2021/07/29
miura
0
遺言も決められたフォーマットがあるという事が勉強になった。当たり前っちゃ当たり前だと考えたことなかった。それと、「ゆいごん」ではなく「いごん」が正式名称?なんですね。2021/04/25
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