因果関係概念の意義と限界―不法行為帰責論の再構成のために

因果関係概念の意義と限界―不法行為帰責論の再構成のために

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  • サイズ A5判/ページ数 346,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641041813
  • NDC分類 324.55
  • Cコード C3032

目次

第1章 問題の所在(因果関係と賠償範囲の「区別」論;「区別」論に対する近時の批判説;「区別」論の三つの側面・本書の目的・分析の視角)
第2章 ネグリジェンス法における「区別」論の成立過程(検討課題と叙述の順序;ネグリジェンス法前史;帰責の有無を正当化する“but for”という言明―原因の必要的競合事例 ほか)
第3章 ネグリジェンス法における「区別」論の揺らぎ(検討課題と叙述の順序;「事実と政策との二元論」に対する批判(不作為の不法行為事例;事実的因果関係の判断枠組み)
「事実的因果関係概念の普遍性」に対する批判―人間相互の交渉事例 ほか)
第4章 わが国の不法行為帰責論・再考(前章までの要約;わが国の判例理論の検討;わが国の学説の検討 ほか)

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