内容説明
本書では、比較法文化研究のひとつのあり方を、動物法を素材にして具体的に提示している。各国動物法の細かな内容に加えて、「比較法文化論の作品」としての全体像が述べられている。
目次
第1章 本研究の目的と方法
第2章 イギリスにおける動物保護法の生成と展開
第3章 フランスにおける動物保護法の展開
第4章 ドイツ語圏における動物保護法の体系化
第5章 日本における動物保護法の歴史と現状
第6章 動物法をめぐる「法文化仮説」
第7章 動物に法人格は認められるか―動物法の未来を展望する
著者等紹介
青木人志[アオキヒトシ]
1961年山梨県富士吉田市生まれ。1980年山梨県立富士河口湖高校卒業。1984年一橋大学法学部卒業。1989年一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得。現在、一橋大学大学院法学研究科助教授
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