法社会学の新地平

法社会学の新地平

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784641027343
  • NDC分類 321.3
  • Cコード C3032

内容説明

日本法社会学会は、1997年12月で創立50周年を迎えた。本書は、このことを記念する事業の一環として学会が編集したものである。編集方針は、一般会員からの原稿・テーマ公募を基本とし「自己組織」的なものとした。内容構成の基本パターンとして、「私と法社会学」、「私の(または私が重要と考える)法社会学の研究テーマ」、「テーマをめぐる研究動向」、「テーマの将来の課題・展望」などの柱を示し、これを参考にして自由な執筆をしてもらうことで公募した。学会の世代交代を反映させるため、60歳までという年齢制限をつけた。不可欠と思われるテーマでなお欠けているものがあったので、諸大学における法社会学の担当者を中心に特定のテーマについての執筆を依頼した。公募原稿は、編集方針に従って採否を検討し、また補筆をお願いした。他方、執筆の都合がつかなかった人々には短文を寄せてもらうこととし、それらを「マイ・ヴュー」として挿入した。

目次

1 視角(日本の法社会学と法文化;市民法学と法社会学 ほか)
2 法過程(交渉規範・紛争解決規範;裁判外紛争 ほか)
3 法領域(家族の変容と法社会学;親族慣行と村落社会の現在 ほか)
4 比較法社会学(法文化へのアプローチ―法文化論の概念の試論的提示;アジア法研究の方法と課題)
5 研究・教育(法社会学の制度化と研究指導体制の課題;学会におけるインターネットの活用)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

抹茶ケーキ

0
法社会学会に属する研究者の寄稿集。法社会学とは何か、その魅力とは何かについて、それぞれの研究者が記述。法社会学系の本を読むといつも思うけど、あまりに広い対象や手法を含めているせいで、法社会学全体として論じるのがとても困難になっているんだろうなと感じた。それが魅力でもあるんだろうけど。2017/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1869605
  • ご注意事項

最近チェックした商品