出版社内容情報
第二次世界大戦期の日本・タイ同盟関係の真実とは―
英領ビルマ・マラヤ侵攻上、タイに駐屯せざるを得なかった日本と独立国家の威信を守らなければならなかったタイ。
「強制」と「友好」、「協力」と「抗日」など様々な局面を見せる戦時下の両国関係を双方の歴史資料を駆使して明らかにする。
内容説明
第二次世界大戦期の日本・タイ同盟関係の真実とは―。英領ビルマ・マラヤ侵攻上、タイに駐屯せざるを得なかった日本と独立国家の威信を守らなければならなかったタイ。「強制」と「友好」、「協力」と「抗日」など様々な局面を見せる戦時下の両国関係を双方の歴史資料を駆使して明らかにする。
目次
第一章 ピブーン政権と日本(タイの立憲君主革命と日本;ピブーンの民族運動 ほか)
第二章 タイ駐屯日本軍(「タイ駐屯軍」と「インドシナ駐屯軍」;日タイ協同作戦 ほか)
第三章 日本軍による米の調達(日本軍が戦時中にタイで占有していた事業;戦前のタイ米の輸出 ほか)
第四章 忘れられた対日協力機関(タイ日合同委員会から「日泰政府連絡所」へ;タイ滞在の日本兵の法的地位 ほか)
著者等紹介
吉川利治[ヨシカワトシハル]
1939年大阪市生まれ。2009年タイ国アユタヤで急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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