目次
第1部 体系の意味とモチーフ(ヘーゲル体系論の四つのモチーフ;思弁の実定的諸学問に対する関係)
第2部 体系構想の根拠づけと変遷(表象もしくは象が支える世界と哲学体系―知的世界を構築する神話としての“基礎付け”と自己知の体系;ヘーゲル哲学体系の原理・条件・方法―イェーナ時代の思想から ほか)
第3部 論理学にかんする体系性(ヨーロッパ的学問の危機とヘーゲル―アジア的思惟との対話;体系と推理―ヘーゲル「哲学推理」における媒介と体系の完結性 ほか)
第4部 法哲学と歴史哲学をめぐる体系性(ヘーゲル法哲学における自然と必然態;世俗化運動としてのヨーロッパ近代―一八三〇年度ヘーゲル歴史哲学講義における自由の実現過程とその基礎づけ ほか)
著者等紹介
久保陽一[クボヨウイチ]
1943年中国・上海生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、文学博士。駒澤大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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