出版社内容情報
自然の力を活用した四万十川再生に向けた提言!!
日本最後の清流と称される四万十川だが、その美しいイメージとは裏腹に水質悪化は年々進行している。
傍観は許されない状況に対して、科学的調査により現時点での水質汚染の実態を明らかにするとともに、Nature Based Solutions(NBS)という自然の力に基づいた水資源・自然再生技術を紹介する。
内容説明
自然の力を活用した四万十川再生に向けた提言!!日本最後の清流と称される四万十川だが、その美しいイメージとは裏腹に水質悪化は年々進行している。傍観は許されない状況に対して、科学的調査により現時点での水質汚染の実態を明らかにするとともに、Nature Based Solutions(NBS)という自然の力に基づいた水資源・自然再生技術を紹介する。
目次
NBS:Nature Based Solutions 自然力活用の生態系再生(小松正之)
四万十川の現在と将来―科学調査で見えた四万十川の姿とは―(小松正之)
四万十川の歴史と風土と人びとの暮らし(神田修)
トンボから見た四万十川の自然(杉村光俊)
座談会「四万十川の現状と具体的改善策」
四万十川調査報告書(2021年度~2024年度)
著者等紹介
小松正之[コマツマサユキ]
1953年岩手県生まれ。水産庁参事官、独立行政法人水産総合研究所理事、政策研究大学院大学教授等を経て、一般社団法人生態系総合研究所代表理事、アジア成長研究所客員教授。FAO水産委員会議長、インド洋マグロ委員会議長、在イタリア日本大使館一等書記官、内閣府規制改革委員会専門委員を歴任。鹿島平和研究所「北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障に関する研究会」主査、「天然循環水とNBS研究会」主査、「スウェーデンと日本気候変動協力プロジェクト」主査。日本経済調査協議会「第三次水産業改革委員会」委員長、「新海洋生態系捕鯨検討委員会」委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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