出版社内容情報
各巻ごとにテーマを設け、畿内を中心とした日本古代史研究の成果をまとめた「講座 畿内の古代学」。シリーズ最終巻である6巻のテーマは「生産と流通・交通」であり、畿内の産業と商業に焦点を当てることで、古代日本の経済活動を浮かび上がらせる。
【目次】
第Ⅰ章 農業と漁労
第Ⅱ章 手工業生産
第Ⅲ章 畿内の流通と交通
コラム3本
内容説明
畿内とは何か。畿内の様相を古墳時代から古代にかけて、通観する初めてのシリーズ。第6巻では、生産と流通・交通の段階毎の変化について「後期古墳時代の開始」「ミヤケ制・部民制・国造制が実施され王権による地方直轄が試みられた時期」「成文化された規範に基づく中央集権国家の建設」を三つの変換点と位置づけ、考古資料や文献史料から考究している。
目次
総論(山中章)
第1章 農業と漁労(畿内の利水と治水(市川秀之)
畿内のミヤケと古代荘園(鷺森浩幸)
大阪湾の塩業と漁業(積山洋))
第2章 手工業生産(須恵器・土師器の生産(菱田哲郎)
施釉陶器生産(高橋照彦)
埴輪生産―埴輪からみた倭の中央と周辺(高橋克壽)
生産地と消費地を結ぶ瓦の道(大脇潔)
宮都の金属生産(松村恵司))
第3章 畿内の流通と交通(京・畿内の市(中村太一)
京・畿内の銭貨流通(三上喜孝)
大阪湾の港津―大化前代の難波津(積山洋)
淀川水運の展開(佐藤泰弘)
畿内の古代道路―律令期を中心として(中村太一))
著者等紹介
広瀬和雄[ヒロセカズオ]
1947年京都市生まれ。大阪府教育委員会、大阪府立弥生文化博物館勤務ののち、奈良女子大学大学院教授。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授
山中章[ヤマナカアキラ]
1948年京都市生まれ。現在、三重大学名誉教授
吉川真司[ヨシカワシンジ]
1960年奈良県生まれ。京都大学助手、同助教授(准教授)、同教授を経て、東北大学教授・京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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