ちくま新書<br> 全てと無―世界の存在をめぐる哲学

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ちくま新書
全てと無―世界の存在をめぐる哲学

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  • サイズ 新書判/ページ数 448p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480077226
  • NDC分類 111
  • Cコード C0210

出版社内容情報

世界の哲学者たちはいま何を考えているのか?

現代思想をアップデートする最高レベルの知的刺激!



あらゆる対象を丸ごと含む全体としての「世界」なるものは存在しない。存在するのは「意味の場」に現れる何者かだけである――新しい実在論を展開するマルクス・ガブリエルと、これを真っ向から退けるグレアム・プリースト。「世界は存在しない」とはどういうことか。当代一の哲学者が、「全て(everything)」と「無(nothing)」をめぐって交わした論考と討議を収めたスリリングなドキュメント。大陸哲学と分析哲学の垣根を越え、現代思想の新地平を切り拓く、最高レベルの知の格闘を目撃せよ。


【目次】

イントロダクション(ラウレアノ・ラロン)



Ⅰ 論考

第1章 全てと無(グレアム・プリースト)

第2章 全てというものはあるのか(マルクス・ガブリエル)

第3章 全てについていくつか考えたこと(グレアム・プリースト)

第4章 「全てについていくつか考えたこと」についていくつか考えたこと(ただし全てについて考えたわけではない)(マルクス・ガブリエル)



Ⅱ 対話

第5章 存在をめぐる対話

第6章 志向性をめぐる対話

第7章 整礎性をめぐる対話

第8章 全て・ナンセンス・ウィトゲンシュタインをめぐる対話

第9章 無をめぐる対話



Ⅲ 追記

第10章 全てを超越すること(グレゴリー・モス)

内容説明

あらゆる対象を丸ごと含む全体としての「世界」なるものは存在しない。存在するのは「意味の場」に現れる何者かだけである―新しい実在論を展開するマルクス・ガブリエルと、これを真っ向から退けるグレアム・プリースト。「世界は存在しない」とはどういうことか。当代一の哲学者が、「全て(everything)」と「無(nothing)」をめぐって交わした論考と討議を収めたスリリングなドキュメント。大陸哲学と分析哲学の垣根を越え、現代思想の新地平を切り拓く、最高レベルの知の格闘を目撃せよ。

目次

1 論考(全てと無;全てというものはあるのか;全てについていくつか考えたこと;「全てについていくつか考えたこと」についていくつか考えたこと(ただし全てについて考えたわけではない))
2 対話(存在をめぐる対話(二〇二一年八月一六日)
志向性をめぐる対話(二〇二一年八月一七日)
整礎性をめぐる対話(二〇二一年八月一七日)
全て・ナンセンス・ウィトゲンシュタインをめぐる対話(二〇二一年八月一八日)
無をめぐる対話(二〇二一年八月二〇日))
3 後記(全てを超越すること)

著者等紹介

ガブリエル,マルクス[ガブリエル,マルクス] [Gabriel,Markus]
1980年生まれ。哲学者。ボン大学教授

プリースト,グレアム[プリースト,グレアム] [Priest,Graham]
1948年生まれ。論理学者・哲学者。メルボルン大学教授、ニューヨーク市立大学特別教授

山口尚[ヤマグチショウ]
1978年生まれ。哲学者。専門は形而上学、心の哲学、宗教哲学、自由意志について(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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武井 康則

6
物事は存在する。ただその意味が成り立つ場において。だから、そのすべてを集めた世界なんて存在しない。(存在させている意味がなくなってしまう。)随分無茶苦茶で乱暴な要約、解釈だが、マルクスがいう、世界なんてないということに対してグレアム・プリーストは世界が立ち上がる限りで意味ができるわけだから、あるという。人は言葉で考えるから言葉を大事に正確に使っていかなければならないと思うのだが、私のようなど素人には単に用語の運用法の違いにしか思えない。2025/12/22

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