出版社内容情報
我々は歴史の真実にどこまで迫れるのか。
最前線に立つ研究者が集結し、考古学の視点から歴史の真実に迫るシリーズ「何が歴史を動かしたか」
第1巻「自然史と旧石器・縄文の考古学」、第2巻「弥生文化と世界の考古学」第3巻「古墳・モニュメントと歴史考古学」の全3巻。
内容説明
我々は歴史の真実にどこまで迫れるのか。
目次
第1部 弥生文化論の新展開(水田稲作開始期の気候変動;縄文時代像と弥生時代像の相生と相克;東日本弥生文化の特質;弥生時代のブタ飼養―神奈川県池子遺跡における試論;弥生時代における布生産の開始―紡錘車の出現・伝播・変容 ほか)
第2部 アジアと世界の考古学(オホーツク文化集団の動物資源利用―地域差・時期差とその背景;青銅器の相対的価値―朝鮮半島における伝播の最前線で;漢代の遼東と日本列島;弥生時代における楽浪・三韓と倭の国際関係;「親魏倭王」冊封と「陳是作」鏡群の成立 ほか)
著者等紹介
春成秀爾[ハルナリヒデジ]
国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。1942年、兵庫県生まれ。1993年、第6回濱田青陵賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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