内容説明
戊辰戦争を戦い抜いた山川家の二男五女。彼らと、彼らの家族が急速に近代化していく明治以降をどのように生き抜いたのか。初発表のものも含め、当人たち、あるいはその子孫たちが残した史料から、五人の姉妹を中心に明らかにする。
目次
序章 山川家の兄弟姉妹
第1章 長女二葉の生き方
第2章 次女ミワの生き方
第3章 三女操・四女常盤の生き方
第4章 五女捨松の生き方
第5章 次男健次郎の妻鉚と嫁良の生き方
著者等紹介
遠藤由紀子[エンドウユキコ]
1979年福島県郡山市生まれ。2007年昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学専攻(博士後期課程)修了。博士(学術)。専攻は近代史・女性史・歴史地理学(地域文化)。現在、昭和女子大学歴史文化学科非常勤講師、女性文化研究所研究員。『近代開拓村と神社―旧会津藩士及び屯田兵の帰属意識の変遷―』で第32回福島民報出版文化賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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