内容説明
日本に忍び寄る西洋列強の影。そして一大州構想「ホルチスヤマト」とは。洋学が解禁され始めた時代、国内外に噴出する矛盾と危機感。長崎、江戸、京、対馬を舞台に、直面する様々な難題に立ち向う人々の姿を描いた異色歴史小説。日本の近代化に大きく貢献したオランダ通詞や蘭学者たちの活躍を新たな視点で描く連作長篇小説の第二弾。
著者等紹介
熊木敏郎[クマキトシロウ]
医学博士・熊木労働衛生コンサルタント事務所所長。埼玉県出身。県立熊谷高校、日本医科大学卒業。東京大学医学部物療内科教室入局。日本医科大学栄養学(第二生化学)教室・衛生学公衆衛生学教室非常勤講師、日本医科大学客員教授、社会保険葛飾健診センター所長、慈誠会記念病院院長、日本労働安全衛生コンサルタント会副会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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