出版社内容情報
広瀬和雄[ヒロセカズオ]
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内容説明
畿内の様相を古墳時代から古代にかけて、通観する初めてのシリーズ。第4巻では、日本の古代王権がどのような中央軍事圏を構築したのか、列島内外の諸勢力との交渉に際して王権膝下地域でどのような地域編成がなされたのかを考察することで、畿内という行政地域の実効性を評価するための手がかりを得る。
目次
第1章 畿内と軍事(畿内の兵制;古代王宮の護り;畿内近傍の牧と馬寮の馬 ほか)
第2章 畿内と対外交渉(中国系渡来文化と畿内;五・六世紀の渡来人;七・八世紀の渡来系移住民 ほか)
第3章 畿内と華夷秩序(つくられた華夷思想;隼人と服属儀礼;エミシと畿内の儀礼)
著者等紹介
広瀬和雄[ヒロセカズオ]
1947年京都市生まれ。大阪府教育委員会、大阪府立弥生文化博物館勤務ののち、奈良女子大学大学院教授。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授
山中章[ヤマナカアキラ]
1948年京都市生まれ。現在、三重大学名誉教授
吉川真司[ヨシカワシンジ]
1960年奈良県生まれ。京都大学助手、同助教授(准教授)を経て、京都大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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