内容説明
ビンフォード教授原著、初の日本語訳本。オールドvs.ニューアーキオロジー比較、ムステリアン論争への挑戦、民族考古学への招待、考古データをどのように読み解くか、農耕起源と複合化への道、ポストプロセス考古学とは何か。
目次
考古資料の解釈
第1部 それは、どのようだったのか?(ヒトは、力強いハンターだったのか?;水辺の生と死)
第2部 それは、何を意味するのか?(ムステリアン文化問題への挑戦;考古オデッセイ;自然環境の中のハンターたち;生活空間における人々)
第3部 それは、なぜ起こったのか?(農耕の起源をめぐり;複合化への道のり)
著者等紹介
ビンフォード,ルイス・R.[ビンフォード,ルイスR.] [Binford,Lewis R.]
1931~2011。教授。ノースカロライナ大学でBA、ミシガン大学でPh.D.を取得した。職務経歴は、シカゴ大学から始まり、ニューメキシコ大学、南メソジスト大学へと移籍し退職したが、その後、当時の妻が教鞭を執るトルーマン州立大学へ移り、そこで執筆活動を中心に活躍した。研究論文を多数執筆し、単行本は約17冊刊行した。文化人類学に大いに啓発され、1960年代初めに、従来の歴史学に帰属する「文化史考古学」とは相違して、人類学に帰属する「ニューアーキオロジー」を主唱した
植木武[ウエキタケシ]
共立女子学園名誉教授、日本情報考古学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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