内容説明
考古学研究60年、白石考古学の結晶。旧石器時代終末から縄文時代初頭期の激変する気候変動による生態に適応してきた人類が、文化変動を行いながら乗り越えていく様子を多様な視点から分析。
目次
第1章 旧石器時代後半期から縄文時代草創期の環境
第2章 旧石器時代後半期から縄文時代草創期の狩猟具の交替
第3章 土器の出現とその広がり
第4章 土器出現期から縄文時代草創期の遺跡・遺構論
第5章 旧石器時代終末から縄文時代への転換―土器が出現する頃の文化変動
終章 研究の現状とその方向性
著者等紹介
白石浩之[シライシヒロユキ]
1946年、東京都中野区生まれ。國學院大學文学研究科日本史学考古学専攻修士課程修了。博士(歴史学)の学位取得。神奈川県教育庁文化財保護課主事、神奈川県立埋蔵文化財センター部長、財団法人かながわ考古学財団調査研究部長を経て、愛知学院大学文学部歴史学科教授、愛知学院大学文学部長、愛知学院大学図書館情報センター館長を歴任。愛知学院大学文学部名誉教授。元一般社団法人日本考古学協会副会長・元日本旧石器学会会長・元東海石器研究会会長。第三回岩宿文化賞受賞。神奈川県研究業績賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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