内容説明
時は六世紀。場所は中国山東省の一地域。農法の書『斉民要術(せいみんようじゅつ)』。本書は、その後半部分に記された料理篇を訳出したものである。詳細な調理法、そして味わい方が綴られている。
目次
第1部 『斉民要術』概論
第2部 『斉民要術』成立当時の思想と風俗
第3部 訳文および訳注(酪、乾酪、漉酪、馬酪酵、酥の作りかた;神麹および酒の作りかた;白醪麹の作りかた;粗麹および酒の作りかた;法酒の作りかた ほか)
著者等紹介
田中静一[タナカセイイチ]
1913年、広島県生まれ。日本力行会海外学校で農業と語学を学ぶ。中国に渡り、終戦まで満州で栄養指導と中国食品研究に携わる。戦後、東京都生協連事務局長などを経て、現在、中国研究所所員
小島麗逸[コジマレイイツ]
1934年、長野県生まれ。一橋大学経済学部卒業。現在、大東文化大学教授
太田泰弘[オオタヤスヒロ]
1930年、東京都生まれ。1952年、東京理科大学理学部卒業。1953‐90年、味の素株式会社に勤務。1979年にスタートした『食の文化事業』に当初から参画したことが縁となり、1992年から文教大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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