内容説明
観戦武官ハミルトン英国中将の日露戦争「回想録」は戦闘の冷静な分析とともに、大山巌・児玉源太郎・黒木為〓(もと)など将軍たちの素顔が記された貴重な記録である。
目次
日本の印象
新らしき知己
興味深い特徴
鴨緑江へ
鳳凰城
鴨緑江の陣地
最初の歓呼
摺鉢山を蹴る
支那将軍
藤井将軍は語る〔ほか〕
著者等紹介
ハミルトン,イアン[ハミルトン,イアン][Hamilton,Ian]
1853年生まれ。サンドハースト士官学校卒業後、世界各国で軍務についた。1904年、英国陸軍中将として日露戦争第一軍付属の観戦武官となり、また第一次世界大戦では有名な「ガリポリ作戦」の陸戦司令官を務めた。1915年の退役後はエジンバラ大学の名誉総長などを歴任。1947年没
前澤哲也[マエザワテツヤ]
1959年(昭和34年)群馬県太田市に生れる。県立太田高校をへて、1983年(昭和58年)中央大学文学部史学科卒業。専攻は日本近代史。著書『日露戦争と群馬県民』(2004年・煥乎堂、群馬県文学賞“評論部門”他受賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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